飲食業界について何も知らない状態で、アルバイトとして入社しました。最初の3年間はホールの仕事をしていたのですが、「調理やってみるか？」と声をかけてもらい、調理の仕事もするようになりました。

入社して4年ほど経ったときに社長から「正社員にならないか？」と声をかけてもらい、正社員に。その後1年ほどで、店長になりました。最初は不安もありましたが、任されたからにはしっかりやりたいので、縁の下の力持ちになれるよう仕事に励んでいます。

仕事内容は食品の管理や仕入れの価格管理、シフト管理、何かあったときの対応などがメインです。人手が足りない時は、ホールや調理業務も行います。

もともと効率的に働けるように「どうすれば早くできるか」を考えることが好きで、入社当初からどんなことでも手伝えるように努力しようと心がけていました。

ホールや調理の先輩がどうやって仕事をしているのか、邪魔にならないように気を遣いながらよく見ていましたね。先輩の動きを見ることは、大事だと思います。いいところを真似すると成長できるし、勉強になりますよ。

入ったばかりのころ、何も分からない状態でホールに立っていた私に、常連のお客様が「お前、初めてか？」と気さくに話しかけてくれました。「俺の名前は●●や！」と冗談で別の名前をおっしゃったのですが冗談だと分からず真面目に受け止めたところ、周りの先輩方が「ちゃうで！」と突っ込んでくれ、笑いがおきたことが印象に残っています。

お客様の中には「スタッフと話したい」「楽しい時間を過ごしたい」と思ってきてくださる方も多いので、会話を楽しんでほしいですね。

お店にとって大事なのは、第一印象です。お客様がお店に入ってこられたときは、「いらっしゃいませ」をみんなできちんと言うように心がけています。帰りも「ありがとうございました」「またお待ちしています」などとお声がけしています。気づいた誰かが言えば、みんなで続けて言うことを徹底しているので、お店の雰囲気がすごく良くなっているんですよ。

今後の目標は、すべてのお客様に「美味しかった！」と言われる料理を作り、「また来たい！」と思わせる接客をすることです。

当社の魅力は、やる気があればどんどん成長できるところです。私自身、ホール経験も料理経験もなくゼロから入社しましたが、色々やらせてもらい成長できました。

休みも取りやすいですよ。固定シフトで働くメンバーが多く、みんな働き者なのでなかなか休みを取る人がいません。だからこそ、誰かが休みを希望するとみんなで全力でカバーしています(笑)。

新しく入られる方にとっては分からないことが多いと思うので、どうすればいいかを一つずつ丁寧にお教えします。その後は、積極的に自分で動いてもらえるとありがたいですね。

当店に入ると、学べることがたくさんあると思います。例えば、上手な人付き合いとか。お客様はもちろん、従業員との関わりの中で、人とのバランスの取り方を学べるのではないでしょうか。

私は定期的に来てくださる常連さんを大事にし、増やしていきたいと考えています。そうすることが、お店の安定につながるからです。笑顔でお客様と親しみやすく話せれば、リピートにつながります。これからも試行錯誤しながら、接客も料理ももっともっと良くしていき、和気あいあいとした活気あるお店づくりをしていきます。

私もみんなもまだがんばっているところなので、一緒にがんばっていきましょう！